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フォーエバージャンク!?

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────表題『ことばあそび』────





熱いうねりの中、最後の余韻に浸る瞬間、このまま時が止まれば良いと思う。

離れたくなくて放したくなくてミニョの上に墜ちる瞬間、その閉じられた瞳と艶やかな唇に

俺をもっと呑み込ませたくて、何度抱いても止まらない、止められない衝動。

「オッパ・・・」

気怠い声は、現実を引き戻す。

「ぅん・・・」

顔を傾ければ、俺が抜けていく感覚に身を震わせているミニョが見え、辛いのでは無く、

恥かしいのだと判る程、真っ赤に染まった目元が俺を笑顔にしてくれる。

「オッパ、動いちゃやっ」

「なんで!?辛いんだろう!?」

「ちっ・・・がっ」

知ってって敢えて聞く、ことばあそび。

小さくなった俺の分身は、まだ、お前の中だ。

なぁ、何を思う。

零れていくのは、お前のか。

俺のものか。

混ざり合う瞬間。

火花が散るんだ。

「え、あっ、ちょ、なっ、何を笑っているんですかー!」

「クッククッ、お前、不快なんだろ!?」

「へっ!?・・・ゃ、あ」

不快に思わない奴なんているのかと思っていた頃が懐かしい。

零じゃないけど、そんな事も考えられない程、夢中になっている自分に驚く。

お前、こんな俺をどう思う。

「やっ、ぁんオッパのパボッ・・・」

俺にしがみついて、ゆっくり、腰を引くのか。

「パボはお前だ、じっとしてろ」

「う・・・ぃ・・・です」

「あ!?何か言ったか!?」

俺に口答えしたところで、結局、云う事を聞く癖に何か一言言いたいらしい唇を

塞げば、吐息が、俺をまた満たす。

「え、あ、ぅん・・・はふぁ」

「ほら、みろ、お前のせいだ」

「ちっ・・・ぁん」

「違わないさ」

細い腰は、俺の腕が手がそこを辿るのを喜んでいる。

俺のうねりを待っている。

「や・・・離・・・ん」

「動いてないんだから、お前もじっとしていろ、それとも、動いた方が、良いか!?」

どっちが良いなんて、それは、お前、答えられないだろう。

このままじゃ辛いのは、俺にも判る。

俺も辛い。

放したくなくて、離れたくなくて、いきり立つ俺が、お前を支配して、俺を掴む手のひらが、

俺に食い込んでくる。

そのまま、もっと、俺に食い込めば良い。

お前を貪るのは俺だ。

お前に貪られるのも俺。

「・・・ッパぁ」

俺を見上げるその眼に俺は弱い。

俺を支配しているお前は、俺の思考を奪い、俺の耳元で囁く言葉は、俺を落す。

「チッ!判った」

今日、何度目かの頂きは、やっぱり幸せだが、ぐったりしてる癖に笑ってるミニョの顔に

俺の体はガラクタで、明日は、もっと時間を掛けなくてはと誓ったとある日の出来事だ。