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シャワー・オブ・タイム!?

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ふたりの何度目かのバスタイム!という感じ!
初めてではないけど、やっぱり、いつまでたっても
テギョンに対して恥ずかしいと思うミニョとやっぱり自分の欲も大事な
テギョンを楽しんで頂けたら嬉しいです(*⌒∇⌒*)

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青いタイルの上に斜めに射す光が、扉が開いた事を教えてくれる。
ぬるい湯船に足だけ浸けて、ミニョが入ってくるのを待っていたテギョンは、少しだけ口元を緩め、ほっとしたように体を全部沈めていった。
そろりそろりと、足音を忍ばせるように入ってくるミニョは、バスタオルを体に巻きつけ、しっかり胸元に手を当て止めている。
電気の点いていないバスルーム。
大きなバスルームなので扉からバスタブ迄は、有に人が二人は、寝転がれるくらいの距離がある。
その入り口で、入ったは良いが、先に進めないミニョは、戸惑って立ち尽くしていた。
「どうした!?」
テギョンが、声を掛ける。
白く浮かぶタオルが、テギョンの目には映っているようで目を細めて扉の方を見ているが、その視線にミニョは、動けなくなっていた。
くるっと後ろを向いてしまう。
「どうしたんだ!?」
テギョンが、心配そうに声を掛け、目を閉じて、拳を握っているミニョは、やっと搾り出すような声を出した。
「あっ・・・あの、目を・・・」
「うん!?」
テギョンが、更に目を細めて、バスタブの淵からミニョを見る。
「目を!閉じてください!!!」
ミニョが、意を決したように大きな声でテギョンに言った。
その声に少し驚いたテギョンが、下を向くとミニョに聞こえないようにクスクス笑っている。
「別に、見えないけどな!」
夜盲症のテギョンにとって、暗がりでは、ぼんやりとしか見えない。今のミニョの姿も白いタオルを身につけているから、人影を確認できるようなものだった。
「そっ・・・そうかも、知れませんけど・・・」
ミニョは、後ろに手を廻すと、上下に振るような仕種をした。
「ふっ!コレで良いのか!?」
「いっ・・・良いというまで絶対、開けないでくださいねっ!」
ゆっくりと首だけ振り向いたミニョは、暗闇に慣れてきた目で、テギョンの顔を確認する。
その瞼が綺麗に閉じられていることに大きく胸を撫で下ろすと小さな溜息と共に振り返った。
テギョンのいるバスタブ迄近づいて設置されたシャワーのコックをゆっくり捻る。
「なぁ、いつまでこうしていれば良いんだ!?」
近づいた気配を感じたテギョンが、目を閉じたまま、ミニョの方へ体を向けた。
バスタブの淵から上を見上げている。
それに小さく息を呑、いミニョは、テギョンの顔を見た。
「そ・・・それは・・・」
戸惑いタオルを僅かに引き上げたミニョは、テギョンの目の前で手を振リながら、顔を見ている。
「いっ、良いと言うまでですっ!!」
赤くなりながら、テギョンを見るミニョは、少しだけ、足が後ろに引けていた。
「ふーん!?この前もそう言って途中で逃げたよな!?」
テギョンは、小さく顎を上げると、向きを変え腕を組みながらバスタブに沈み込んでいった。
「きょ、今日は・・・大丈夫です!」
シャワーの流れる水音に混じるか細い声をテギョンに返した。
「ふっ!無理なら出て行って良いぞ!」
テギョンが、静かに言葉を発すると、ミニョが驚いた顔で、そちらを見た。
「あっ・・・あの、オッパ!?」
「お前に無理して欲しいわけじゃないからな!一緒に入りたいと思ってるけど・・・お前が無理なら出て行け!」
クイッと顎で扉を促すテギョンは、相変わらず瞳が閉じたままだ。
その優しさにミニョは、困り顔で口元を隠した。
泣き出してしまいそうな瞳が大きく揺れ胸に手を当てて静かに言った。
「良いというまでは、目を閉じていて下さい」
ミニョの落ち着いた声が、テギョンの上から降り注ぐ。
その声に、少し安堵したのか、何も言わないテギョンは、バスタブに沈んでいた。
暫くすると、ミニョが、シャワーのコックを捻って水を止め、バスタブの淵に立って、静かに深呼吸をしていた。
「オッパ!?まだ、目は、閉じていて下さいね!」
そう言いながら片足を湯船につけた。
動いた水の波紋を感じるテギョンが、ほっとした顔で頷き、タオルを巻いたままのミニョは、両足をそっと湯船に浸けてしまうとテギョンの足の間に立ち、向き合って腰を屈めた。
「まだ、ダメですよ!」
念を押すようにテギョンの顔に近づくとテギョンの口角が上がって微笑んでいた。
「まだか!?」
「まだです!」
ミニョは、じっとテギョンの顔を見ている。
その瞼が閉じられていることにテギョンの自分を思ってくれる、優しさを感じて嬉しさが込み上げているミニョは、キュッと唇を結ぶとテギョンの唇にゆっくりと重ねた。
突然の衝撃に驚いたテギョンの目は、大きく見開かれたが、目の前のミニョの目が閉じられてるのを確認すると一瞬で慌てて瞼を閉じた。
ミニョの唇が離れ、くるっと向きを変えてテギョンの間に座り込み膝を抱えるように沈み込んだ。
「ありがとうございます」
消え入りそうな小さな声でそう言った。
座り込んだミニョの気配を感じたテギョンは、そっとその肩に手を乗せるともう良いのかと聞いた。
「はい・・・」
ミニョが、答えるのと同時にテギョンの腕がミニョの腰に廻され、タオルを巻いたままの体をグイッと抱き寄せていた。
「今日は、逃げなかったな」
嬉しそうに弾む声が、ミニョの耳を擽っている。
「はい・・・」
小さな返事をするミニョは、腰に廻るテギョンの腕と肩に降りかかる少々熱い息を感じて赤くなり、俯いている。
テギョンの唇が、首筋をゆっくり落ちていた。
「アッ・・・ん」
ビクッと体を震わすミニョの竦む肩に水の中でテギョンが腕を捕まれている。
「あっ・・・はっ・・」
色めき立つ声を聞きながら、ミニョの首筋に顔を埋めていくテギョンは、ゆっくり前に廻した手で、ミニョに巻かれたタオルを外し、水を含んだタオルは、空気を求めるように湯船を浮かんできた。
その下で、テギョンの指は、ミニョの腹部からゆっくり下がり、秘部へ潜り込んでいく。
「あっ・・・ふ・・ぁ」
ミニョの背中が仰け反りテギョンの腹部から離れるとその顎を掴んだテギョンは、優しく首を自身の方へ向けさせ唇を重ね、ミニョの体も合わせる様に後ろを向いた。
もう何度、この体を繋げてきたか分からない。
それでも、こうして、
戸惑って、恥ずかしがって赤くなっていくミニョは、テギョンの色に染まりきることが無いようにいつだって新鮮な喜びをテギョンにくれる。
「愛してる」
耳元に落とされる囁きにうっとりとした瞳で答えるミニョは、テギョンの唇に自分から重なっていく。
口腔を貪る互いの舌が、離れることを拒むように吸い寄せられていた。
「・・・あっ・・は・・・ッパ・・」
ミニョの体を背中から抱きこむテギョンは、腰を浮かせてやると背筋に唇を落としながら、秘部を弄る指を増やしていく。
左手は、ふくよかな胸を掴んで、小さな蕾を転がす様に触れていた。
「ハッ・・ん・・やっ・・」
「・・・ミニョ・・・!?」
ミニョの潤んだ瞳がテギョンを捉えると僅かに光るものが浮かび、首筋にそっと手を添えたミニョは、肩口に触れるテギョンの唇から伝わる熱に首を傾け、後ろに反っていく。
その白い喉が露になり、鎖骨に伸びるテギョンの指先が、そこを辿っている。
「・・・はっ・・・ん」
テギョンの指は、ミニョの中で蠢き続けている。
「・・・ミニョ・・・どうしたい!?」
テギョンが、耳元で囁くと瞳を捉えた大きな目から涙が零れて小さく何度も首を振った。
口元に笑みを湛えるテギョンは、ミニョの顎を捉えながら指を引き抜いて、体制を変えさせながら自身の上へとミニョを降ろしていた。
「ふ・・・ぁあー・・・っ」
ミニョの一際高い声がバスルームに響くとテギョンの肩に乗せた手は、首へ、項に触れる指先が
テギョンの口を開けた。
「あ・・・や、ぁふぁあん・・・ッパ・・やぁ」
繋がる体の違和感にミニョの全身が痙攣して震え、それを優しく制するテギョンは、開いた唇でミニョを捉え、背中に廻した手で、優しく抱き込んでいた。
「サランヘ」
テギョンの囁きは、何度も何度もミニョへと注がれて、最後のその瞬間までその声を聞き続けたミニョは、テギョンにギュッとしがみ付くと、全身を震わせて果てていったのだった。



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前よりは・・・良くなったカナと・・・(^▽^;いかがでしたでしょうか(^-^)ノ~~