リンリンリン!シャンシャンシャン!リンリントントン!シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャ・・・・・・・・・・・・・
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・
「何、です・・・・・・」
ふふ、もうすぐクリスマスだな・・・・・・鈴の音か・・・
「・・・そう、ですね、ケーキとか、チキンとか・・・シャンパンとか」
食い物ばかりだな・・・飲めない奴に酒は出さないぞ・・・
「ん、例えば!です・・・一般的なお話でしょう」
ククッ、ああ、そうだな・・・
俺達はコンサートがあるから、その後打ち上げの予定だけど・・・
ミニョ・・・お前は!?
「わたしですか!?ああ、えっと、アン社長からパーティに行って来る様にとカードを貰いましたよ・・・・・・」
カード!?
「はい・・・えっと・・・ああ、オッパの机の上です」
ん・・・何だ!・取りに行くのか!?
「あっ!はい!少し待ってってください!あのですね・・・不思議なカードなんです」
不思議!?何が!?
「はい!これ・・・です・・・うう、寒い、ですね・・・」
ああ、ほら、早く布団に入れ!風邪を引く
「うん・・・はい・・・っむ」
もっと、こっち・・・だ
「えっ、やっ、それは・・・む・・・」
無理じゃないからもっと寄れ!・・・何だ、この黒いカード・・・
「変なカードでしょう!?時間と場所しか書かれていないのです・・・」
アン社長が、くれたんだろう!?
「は・・・い・・・24日にそこに行く様にと・・・」
ふーん・・・宛名は、お前だな・・・
「そうなんです!わたし宛・・・でも、変じゃないですか!?」
差出人は・・・F・G/T!?
「は・・・い・・・アン社長が、くれたから変なものじゃないと思うんですけど・・・」
F・G/T・・・・・・F/G・・・・・・F・・・
「オッパ!?どうされました!?」
いや・・・他に何か言ってたか!?
「あっ、はい・・・個人のサロンだけど一流の音楽が聴けるから、いい勉強になる!と、おっしゃってました」
・・・・・・・・・一流・・・か・・・・・・
「オッパ!?」
そう、か・・・一流の音楽が聴ける・・・ね・・・
「行った方が、良いのですよ・・・ね・・・」
!?何だ!?行かないつもりだったのか!?
「う・・・ん、だって、一人だし・・・オッパが、いない・・・し・・・」
・・・・・・何だ!?俺について行って欲しいのか!?
「あっ、いえ、ちっ、違います!そういう事ではないです!!オッパは、お仕事あるし!コンサートで、お疲れでしょうし!それにスタッフさん達もとっても楽しみにされてましたから!!!」
・・・・・・そんなに興奮するな・・・それに、この時間じゃ、俺は、行けない
「・・・あっ、すみません・・・そう、ですね・・・」
ふ、だからって、落ち込む事も無いだろう!?迎えに行ってやる
「えっ!?」
指定の時間には無理だけど、挨拶をしたら迎えに行ってやるよ・・・クリスマスだぞ!恋人の日だろう!?それとも、お前は、たった数時間しかないから、俺と過ごしたくない!とか!?
「なっ、そっ、そんな事ありません!!!オッパと過ごしたいです!!オッパにメリークリスマスって、言いたいです!オッパとツリーを見て、星を見て、ケーキを食べて・・・・・・」
ふふ、ついでにお前も食ってやるから・・・・
「えっ、あっ、えっ、え、えっとえ、そっ、それ・・・はぁ・・・」
何だよ、食われたくないのか!?
「やっ、えっ、えっと、だっ、だかっ・・・あ、ああー、もう良いです!寝ます!!オッパのオッパのパボ!!嫌いです!!!」
・・・俺は、好きだよ・・・コ・ミニョ・・・愛してる・・・この世の誰より、この世の何より
お前のいない、人生が、考えられなくなるくらい、お前の事を愛してる・・・この世に生まれて、お前に会えて、まだ、短い時間だけど・・・お前に会う為に、俺は、こんな風になったのかもしれない・・・音楽以外に興味は、無かったんだ・・・今は・・・お前への興味が尽きない・・・目が離せない・・・それから・・・
「もっ!もう良いです!!!辞めてください!!!」
どうして!?
「やっ・・・・・・恥かしい・・・です・・・・・・」
ふ、誰も聞いてない・・・お前、以外・・・聞けよ・・・俺の声・・・俺の心・・・俺・・・
「オッパの身体から音が聞こえます・・・トクントクンって・・・」
ふふ、近づかなければ、判らない音だろう・・・
「・・・・・はい・・・」
近づかなければ判らない事が、多かったんだ・・・お前の事も・・・俺の事も・・・
「・・・・・・」
そのカードな・・・F・Tは、俺だ・・・
「えっ!?」
Gは・・・多分アボジだな・・・・・・チッ!アン社長め、余計な事を・・・
「・・・・・・ギョンセssi・・・です・・・か」
ああ、アボジにな・・・お前と・・・・・・お前と一緒になりたいと連絡したんだ・・・
「・・・・・・」
だから、多分・・・そうだな・・・俺のところにも来てた・・・な、白いカード・・・
「し・・・ろ!?」
ああ、訳の判らない言葉が、書かれていたんだが・・・そう・・・か・・・そういう事か・・・
「オッパ!?」
ふふ、やっぱり、迎えに行ってやるよ!
「言葉って!?」
ん・・・ああ、それは・・・ん・・・それは・・・また話してやるよ・・・
そうだな・・・クリスマスの夜に・・・
「ん、判りました・・・お休みなさい、オッパ・・・楽しいクリスマスになります様に」
ああ、楽しいクリスマスにしてやるよ・・・お休み・・・
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聖なる夜に聖なるふたつの交わりに
聖なる光が降り注ぎ
新たな生を齎す様に
幸せは
祈る者だけに与えられるものでは無い
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