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Moonbeams(28)

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リンリンリン!シャンシャンシャン!リンリントントン!シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャ・・・・・・・・・・・・・






☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・







「何、です・・・・・・」


ふふ、もうすぐクリスマスだな・・・・・・鈴の音か・・・


「・・・そう、ですね、ケーキとか、チキンとか・・・シャンパンとか」


食い物ばかりだな・・・飲めない奴に酒は出さないぞ・・・


「ん、例えば!です・・・一般的なお話でしょう」


ククッ、ああ、そうだな・・・
俺達はコンサートがあるから、その後打ち上げの予定だけど・・・
ミニョ・・・お前は!?


「わたしですか!?ああ、えっと、アン社長からパーティに行って来る様にとカードを貰いましたよ・・・・・・」


カード!?


「はい・・・えっと・・・ああ、オッパの机の上です」


ん・・・何だ!・取りに行くのか!?


「あっ!はい!少し待ってってください!あのですね・・・不思議なカードなんです」


不思議!?何が!?


「はい!これ・・・です・・・うう、寒い、ですね・・・」


ああ、ほら、早く布団に入れ!風邪を引く


「うん・・・はい・・・っむ」

もっと、こっち・・・だ

「えっ、やっ、それは・・・む・・・」

無理じゃないからもっと寄れ!・・・何だ、この黒いカード・・・

「変なカードでしょう!?時間と場所しか書かれていないのです・・・」

アン社長が、くれたんだろう!?

「は・・・い・・・24日にそこに行く様にと・・・」

ふーん・・・宛名は、お前だな・・・

「そうなんです!わたし宛・・・でも、変じゃないですか!?」

差出人は・・・F・G/T!?

「は・・・い・・・アン社長が、くれたから変なものじゃないと思うんですけど・・・」

F・G/T・・・・・・F/G・・・・・・F・・・

「オッパ!?どうされました!?」

いや・・・他に何か言ってたか!?

「あっ、はい・・・個人のサロンだけど一流の音楽が聴けるから、いい勉強になる!と、おっしゃってました」

・・・・・・・・・一流・・・か・・・・・・

「オッパ!?」

そう、か・・・一流の音楽が聴ける・・・ね・・・

「行った方が、良いのですよ・・・ね・・・」

!?何だ!?行かないつもりだったのか!?

「う・・・ん、だって、一人だし・・・オッパが、いない・・・し・・・」

・・・・・・何だ!?俺について行って欲しいのか!?

「あっ、いえ、ちっ、違います!そういう事ではないです!!オッパは、お仕事あるし!コンサートで、お疲れでしょうし!それにスタッフさん達もとっても楽しみにされてましたから!!!」

・・・・・・そんなに興奮するな・・・それに、この時間じゃ、俺は、行けない

「・・・あっ、すみません・・・そう、ですね・・・」

ふ、だからって、落ち込む事も無いだろう!?迎えに行ってやる

「えっ!?」

指定の時間には無理だけど、挨拶をしたら迎えに行ってやるよ・・・クリスマスだぞ!恋人の日だろう!?それとも、お前は、たった数時間しかないから、俺と過ごしたくない!とか!?

「なっ、そっ、そんな事ありません!!!オッパと過ごしたいです!!オッパにメリークリスマスって、言いたいです!オッパとツリーを見て、星を見て、ケーキを食べて・・・・・・」

ふふ、ついでにお前も食ってやるから・・・・

「えっ、あっ、えっ、え、えっとえ、そっ、それ・・・はぁ・・・」

何だよ、食われたくないのか!?

「やっ、えっ、えっと、だっ、だかっ・・・あ、ああー、もう良いです!寝ます!!オッパのオッパのパボ!!嫌いです!!!」


・・・俺は、好きだよ・・・コ・ミニョ・・・愛してる・・・この世の誰より、この世の何より
お前のいない、人生が、考えられなくなるくらい、お前の事を愛してる・・・この世に生まれて、お前に会えて、まだ、短い時間だけど・・・お前に会う為に、俺は、こんな風になったのかもしれない・・・音楽以外に興味は、無かったんだ・・・今は・・・お前への興味が尽きない・・・目が離せない・・・それから・・・

「もっ!もう良いです!!!辞めてください!!!」

どうして!?

「やっ・・・・・・恥かしい・・・です・・・・・・」

ふ、誰も聞いてない・・・お前、以外・・・聞けよ・・・俺の声・・・俺の心・・・俺・・・


「オッパの身体から音が聞こえます・・・トクントクンって・・・」


ふふ、近づかなければ、判らない音だろう・・・

「・・・・・はい・・・」

近づかなければ判らない事が、多かったんだ・・・お前の事も・・・俺の事も・・・

「・・・・・・」

そのカードな・・・F・Tは、俺だ・・・

「えっ!?」

Gは・・・多分アボジだな・・・・・・チッ!アン社長め、余計な事を・・・

「・・・・・・ギョンセssi・・・です・・・か」

ああ、アボジにな・・・お前と・・・・・・お前と一緒になりたいと連絡したんだ・・・

「・・・・・・」

だから、多分・・・そうだな・・・俺のところにも来てた・・・な、白いカード・・・

「し・・・ろ!?」

ああ、訳の判らない言葉が、書かれていたんだが・・・そう・・・か・・・そういう事か・・・

「オッパ!?」

ふふ、やっぱり、迎えに行ってやるよ!

「言葉って!?」

ん・・・ああ、それは・・・ん・・・それは・・・また話してやるよ・・・
そうだな・・・クリスマスの夜に・・・

「ん、判りました・・・お休みなさい、オッパ・・・楽しいクリスマスになります様に」

ああ、楽しいクリスマスにしてやるよ・・・お休み・・・







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聖なる夜に聖なるふたつの交わりに
聖なる光が降り注ぎ
新たな生を齎す様に
幸せは
祈る者だけに与えられるものでは無い






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皆様へ!
いつも拙いお話にお付き合いくださり、ペタ、コメ、メッセ等等、他ログへのお運びやコメント、プレゼント等等
ありがとうございます(^_^)感謝しております皆様の元にも素敵なクリスマスが、訪れます様に♪
本日もご訪問ありがとうございました。