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「オッパぁ・・・」
甘えた声で、潤んだ瞳で、見上げるミニョは、テギョンにとって凶器以外の何物でもない。
「オッパ!ってばー」
つむじを曲げて呼ぶ声さえも喉元に突きつけられる切っ先だ。
「オッパ!」
「あ、ああ・・・」
返事はしてみるものの状況は、テギョンにとって限りなく有利で不利だ。
「ふふ、オッパぁ・・・わたしのこ、と、好き、ですかぁ!?」
じりっじりっと間合いを詰めるミニョに逃げ場の無いテギョンは、咄嗟に足を掴んでいた。
「ふぁは、おっぱ・・・くすぐったいですぅ・・・」
そんな事を言いながら、ぺろんとシャツを捲るミニョは、テギョンの手を叩いていた。
「っ・・・」
顔を顰めるテギョンの前でミニョが固まった。
「え、っぱ・・・痛かったのですか!?」
持ち上げた手を持って、ますます間を詰める。
「オッパ・・・みあねよー・・・」
「あ、ああ、大丈夫だから気にするな・・・それより・・・」
ゴクリと鳴る喉で、ミニョを見つめるテギョンは、その胸元で揺れる白い布を目にしてた。
「あ、ああー、そのだな・・・コ・ミニョssi・・・」
「ぁい・・・なんれすかぁ・・・おっぱぁ・・・」
「い・・・いや・・・そろそろ・・・それを・・・」
それと指差され、下を向いたミニョは、着ているシャツを引っ張っている。
「あ、オッパのシャツですねー・・・はんで着ているのでしょうか!?」
「ああ、俺が着せた・・・」
「そうあんれすかー・・・じゃぁ、脱ぎますねー」
ぷちんとボタンを外したミニョに顔を背けながらもしっかり見ているテギョンは、全部外れたの
を見届けて電気スタンドの紐を引いた。
「ふっ、これくらいで酔いやがって、本当、外じゃ危険すぎて飲ませられないな」
「オッパぁ・・・」
ボスンとテギョンの上に覆い被さったミニョは、クスクス笑っている。
「ああ、悪いがミニョ・・・俺も脱がせて欲しいな」
「ふふふふ、いーいれすよー」
暗闇で、テギョンが、肌蹴る胸に手を乗せたミニョが、何をしたのかを気付くのは、
もっと、ずっと後のお話。
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皆様へ
BlueMooNへのご訪問、コメント、メッセージ等沢山頂戴いたしまして本当に
ありがとうございます(^-^)
あちらのお話とこちらのお話とリンク先も多くて大変申し訳ないですが(;^ω^)
こちらを読み返していただいている方も多くて、喜んでいるすずであります( *´艸`)
少なからず消えている記事も既にあり、アメ限をどうするか現在検討中です。
また、ご訪問くださいませ!最後まで読んでいただいてありがとうございます(^-^)
2015年そんなこんなで引っ越ししました( *´艸`)