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Moonbeams―(14)

 ★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★★★★★★☆☆☆★★★★★ 

明日から・・・


「明日ですか・・・」


ああ、明日からコンサートのリハに入るから
お前と暫く会えなくなるな


「そうなんですね」


何だよ
淋しくないのか


「えっ!?」


俺と一緒にいれなくて!淋しくないのか!


「えっ・・・と・・・別に・・・」


べつにだと~!
ふん!
お前の気持ちってそんなものか



「・・・それとこれとは違いますけど」



違わない!



「オッパは淋しいのですか!?」



俺が聞いてるんだ!



「別にオッパがコンサートに行くのは初めてじゃないですし、
お仕事ですから、仕方がないですよね」



ふん!
お前、明日からどうするんだ!?



「どうって、別に何も変わりありませんよ」



教会に行くのか!?



「ええ、昼間は教会に行って、夜は・・・ああ、でも誰もいないって事ですか!?」



いや、シヌとジェルミは、多分ここに帰ってくる・・・



「ああ、それなら、ご飯作って待ってるのは変わらないですね!」


俺のは・・・



「えっ、だって、オッパ・・・いないんですよね」



・・・・・・
俺に・・・・・・とか



「!?何ですか」



俺に弁当を作るとかそういう気はないのかと聞いてるんだ!



「・・・お弁当・・・作っても良いのですか・・・」


!?
どういう意味だ!?



「えっと、だって・・・ケータリングとか・・・その色々出ますよね・・・
それに・・・ホテルに泊まるのですよね・・・えっと、レストランとか・・・
そういう物の方が・・・えっと、その・・・」



お前が作る気があるなら持って来い!
喰ってやる!



「・・・行っても良いのですか・・・」


なんだよ
来たくないのか


「ちっ、違います!行きたいです!」


じゃぁ、来いよ



「あっ、えっと、じゃぁ、どのくらいですか!?」



!?どのくらいって何が!?



「えっと何人くらい、いらっしゃるのでしょうか!?」



・・・・・・・・・
(人数分持ってくるつもりなのか・・・)



「オッパ!?」



・・・ようない・・・
(作れるわけないだろ)




「えっ!?」



必要ない! と言ったんだ



「えっ、でも・・・」



俺の分だけで良いんだよ!



「そんな訳にはいきません!」



何でだよ



「だって、シヌヒョンやジェルミもいるのに・・・オッパだけなんておかしいです!」



・・・・・・・・・
(シヌやジェルミの心配なんか要らないだろ!俺は、まだあいつらと同等か)
あいつらなら勝手に食うって言ってるだろ




「だって、いつもわたしが作ってるんですから!皆さんの分を作ります!」




・・・・・・・・・
(ったく、こういう所を譲らないのは何なんだ!妙なとこは薄情なくせに・・・)




「オッパ!?」



いや、だったら、勝手にしろ



「えっ、あっ、嫌です!オッパ・・・すねないで下さい」



・・・・・・誰がすねてるって・・・




「えっ、えっと、オッパが・・・」




何で、俺がお前の一言ですねなきゃいけないんだ




「えっ、わたしを好きだから・・・」



・・・・・・コ・ミニョssi~
今、凄く可笑しな事を言ったな
誰が、誰を何だって・・・



「・・・嫌いですか・・・」



(こいつアフリカから帰ってきてから更に生意気になったよな
俺が甘やかし過ぎたのか・・・泣きそうな顔しやがって・・・
演技だとしたら相当なもんだぞ)
きらい・・・・・・と言ったらどうする



「・・・・・・泣きます!」



もう泣いてるだろ!
ああ、もう!俺がお前を好きだよ!
だから泣くな!


「・・・言ってくれない・・・」


何!?


「毎日言ってくれるって・・・言いました」


・・・・・・・・・
毎日言ってるだろ・・・


「聞いてません」


聞いてないんじゃないな・・・
聞こえてないんだ
そうか、では、今夜も聞こえないように
言ってやろう(///∇//)










聞こえないのは・・・うん!みんなの想像通りだと思う(笑)
お粗末でしたぁぁぁぁε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ