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Sweetberrys

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くたくたの身体を早く横たえたいと、そんな事を考えながら、部屋の扉を開ければ、明るい室内にベッドに座るミニョの姿が目に飛び込んできた。風呂に入っていたのか、その姿は、バスローブ姿で洗い髪にタオルを当てて乾かしている最中で、ローブの合せ目が、少し開き気味になっている事に妙な色気を感じて、思わず俺の下半身が、反応した。

『あっ、ヒョンニ!お帰りなさい!』

嬉しそうに笑って、俺に笑顔を向け、髪を拭着続けているミニョは、下手くそな手つきで長くなった髪を拭いていて、そのぎこちない仕種にバスローブの隙間が動き、胸の膨らみがちらちら見え隠れしていて、白い山形のそこに視線が逸らせなくなった。触りたい。そんな衝動が俺を駆け抜け、触るだけじゃなくて、そこに顔を埋めてみたいとそんな事を考えながら、ミニョに近づき、ベッドに腰をおろした。

隣に座れば、俺の方が、幾分か座高が高くて、上から覗きこむ感じで横を見れば、先程よりもはっきり見える谷間にゴクッと喉が鳴った。小さいからと気にしているミニョだが、実は、そこが、そこそこ大きい事を知っている俺は、まだそこに直接触れた事は、無かった。

ゴシゴシと髪を拭き続け、頭にタオルを被ったミニョの瞳が見えなくなった事を幸いに俺は、ベッドに乗り上げると、ミニョの後ろに廻って、背中から抱きしめる様に腰に腕を回してみた。被ったタオルでその顔は見えないが、俺の腕にビクついた身体が僅かに跳ね、肩が竦んでいたが、構わず俺は、その腰に締められた紐に手を掛けてみた。

『えっ、ちょ、あっ、ヒョ・・・ヒョン、な・・・何をするのですか』

案の定、慌てたミニョが、俺の腕に手を乗せて、両側に引き剥がす様に、引っ張って、けれど放す気が無い俺の腕が動く訳も無く、一生懸命引き剥がそうとする手の動きが、可愛くて仕方が無かった。

『なぁ、ミニョ・・・恋人同士って何をするか知ってるか!?』
『なっ、何って・・・何・・・ですか』

ミニョに質問をしながら、結わえられた紐を解していけば、慌てている手が、バスローブを合わせ、紐をしっかり握って、見えなくてもミニョの表情が、想像できて、可笑しさが込み上げてきた。

『ちょぉ、ヒョ・・・ヒョン・・・だめッ、です・・・』
『どうやって愛を伝えるか知ってるか、と聞いているんだ』
『しっ、しっ、知りませんっ!!』

知りませんと言いながら、俺の目の前の首筋が、スゥーーと染まって、一瞬で白から赤に変わった。

『ふーーん、知らないのか・・・じゃぁ、俺が教えてやらなきゃ、だめだな』
『だっ、駄目じゃないですっ!!ちょ、はっ、離してくださいっ!!』
『嫌だ』
『あっ、んん、ヒョ・・・』

バスローブの合せ目からミニョの腹の辺りに直接触れた指先にミニョの声が、上擦って、甘い声が耳に届くと、俺の下半身を直撃した。自然と閉じる片目に震えが走った全身が、固くなって、硬直した様な俺の腕を掴んだミニョが、スルッと腕を解いて、俺の腕から抜け出ると、前に立って、肩を震わせていたが、しかし、俺の腕はミニョを掴んだままで、それ以上動けないミニョは、僅かに潤んだ瞳で、片手でローブを合わせながら、タオルを被ったままの格好で俺と向き合い、手を離そうと空いてる手を俺の腕に添えていた。

『ちょ・・・ヒョ・・・はっ放してッ・・・離してください!』

タオルの下から声だけ出して、俯いた表情は良く見えなくて、けれど、そこが赤くなって情けない様な顔をしているだろう事は、何となく伝わってきて、首を傾けて、下からミニョの顔を覗き込めば、真っ赤に茹った顔が、困り果てた表情で、口を開け、あわあわと慌てて掴んでいる俺の手を何とか剥そうと試みていた。

『知ってる、って顔だよな』

覗き込んだままそう聞くと、俺と目のあったミニョは、大きな目を更に大きく見開いて、ふるふる大きく首を振り、後ろを向く様に身体の向きを変え、被っているタオルの片側を口元に当てて、顔を隠し、掴んでいる俺の腕に赤くなる手首も気にせず、腕を抜こうと必死に踏ん張っていた。

一生懸命踏ん張っても、俺が軽く握っているだけの腕から逃れる事も叶わないミニョは、ペタッとベッドの下に膝を付くと、四つんばいで更に前に進もうと踏ん張るから、その柔らかそうな膨らみが俺に突き出す様に向けられ、丸みを帯びた双丘が左右に揺れて、まるで誘っている様に揺れ、ドキッとなった俺は、思わず手を放してしまった。しかし。俺が手を放した衝撃にコロンと前のめりにつんのめったミニョは、床に敷いていた自身の布団の上に転がり、つんのめった格好のまま、そのまま両腕を付いて、頭をあげ、ふるふる首を振ったものだから、その格好が、余に獣じみたその格好が、余計に俺の半身を直撃していた。前のめりに屈みこまねばならない程に刺激的なその格好は、余に色気がありすぎて、こいつのどこにそんなモノがと思いながら、痛む下半身から意識を逸らす為に視線を泳がせていたら、前でもぞもぞ動くミニョの姿が目に入り、その姿が俺を更に前のめりにさせた。

『コ・ミニョssi~・・・聞いてもいいか!?』
『・・・ふぇ!?』

四つん這いのまま首だけ振り返ってこちらを見るミニョの間抜けな格好と表情に妙な色気を感じている俺は、生唾を飲み込んで、ちらりとその双丘に視線を移し、ミニョに向かって人差し指を動かしてやれば、俺の指の動きを奇妙な体制で見つめたミニョは、前を向いて首を傾げたが、ふるふるっと首を振って、『嫌です』と言いやがった。

『い~や~だとぅ』
『嫌です!』
『何でだよっ!!』
『だって、だって、ヒョン変な質問する~』

変な質問と言うミニョの首筋は、後ろから見える肩の方まで赤く染まっていて、全身染まっているんじゃないかと思う程赤くなって、抑えていた腹の下を何とか、正常に保った俺は、脚を組みながら腰の横に手を付いて、別な事を考えながら、ミニョの今の格好を何とか冷静に見る為の努力を始めた。

生唾が、後から後から出てきて、何度も何度も飲み込みながら、駄目だ駄目だと言い聞かせ、ミニョに引き摺られそうな感覚を何とか冷静に抑えていると、目の前でガバっと頭から布団を被ったミニョが、その格好が、正に、正に、あれで、俺はまた前のめりにさせられた。

『きっ、き、聞きたい事って、って、なっ、なんですかぁ』

聞きたい事と俺に質問をする癖に聞きたくないと言う態度のミニョは、布団を頭から被り、正に、それは、頭隠して尻隠さずで、俺の目の前に白い双丘が差し出され、ミニョが何かを喋る度にそこが揺れて、
ふっくらした丸い尻が俺の目の前で揺れていた。

『・・・ッ・・・』

小さく息を飲み込んで、ミニョに気付かれない様に、胸に手をあて、天井を見上げて首を振ってみたが、一度見てしまったそれは、頭から離れてくれなくて、組んだ脚の間で、そこが痛いくらいに張り詰めていた。

『・・・・・・・・・』

無言のまま、暫く息を整えながら、手を出したい、触りたいと葛藤を繰り返して、何度目かの息を吐き出して、ようやく落ち着いてきたなと閉じていた目を開ければ、ミニョの顔が、こちらを向いて、ジッと下から俺を見上げていた。

『なっ、なんだよっ!!』
『何だよって、ヒョンが聞きたい事があるって・・・』
『きっ、聞きたい事ッ・・・』

きょとんとした眼差しで俺の事を見上げたミニョは、正座して、大きく頷き、まるで何でもどうぞとにこにこ笑顔でそこに座っていて、先程俺から逃げる様にそこに蹲っていた人物と同じかと溜息が零れた。

『聞きたい事ねぇ』

ミニョの姿を見れば、肌蹴たバスローブが、申し訳程度に身体に纏わりついていて、一応、前を合わせたらしい胸元は隠れていたが、正座している腿の上のローブは、左右に分かれ、そこに妙な感じで手を置いて腿に触れてるものだから、ついついそこをジーーーッと見入ってしまった。

『ヒョ・・・ン』

俺を呼びながら、俺の視線を辿る様に俯いたミニョは、下を向いたまま固まって、腿の間に入れてた手を抜くと、慌ててローブをかき寄せ、また、後ろを向いた。俯く顔が真っ赤になって、熱を冷ます為なのか、手の甲を両頬に当てて、ギュッと目を閉じ、その姿に笑が零れてきた俺は、ベッドから降りて、ミニョを腿で囲う様に脚を伸ばして床に座った。そーっと両腕を伸ばして、ミニョの前に回し、肩を抱く様に引き寄せれば、俺の腕の中で、俺を見上げた瞳が、ウルウルしながら、赤くなっていた。

『泣くなよ』
『なっ、泣いてません!!』

ミニョの腰に腕を回して、もっと引き寄せてやると、今度は素直に従って、俺の腕の中に収まったミニョの身体を抱き締めながら、背中に額をつければ、前から肩を抱いて回っている俺の腕に両手を乗せて、俺の腕を噛む様に唇を近づけて呻っていた。

『初恋の人は、男だろ』

俺の唐突な質問に呻っているミニョの背中が、上下して、頷いた事が感じられ、俺は次の質問をした。

『ダビデの像は、裸だろ!』

また頷くだけのミニョの背中が上下して、ミニョに気付かれない様に腰の紐を緩めている俺は、笑が止らなかったが、何とかそれを堪え、真面目な声でミニョに質問をぶつけ続けた。

『あれの掃除は、お前の日課だったんだろ』
『・・・そうです』
『だったら、男がどういうものかって、当然知ってるよな!』
『そっ、それは・・・』
『あの像って思いっきりそれを表現してるよな』
『あっ、あれは芸術作品ですっ!!』

苦しい弁明で一生懸命俺に説明してくれるミニョの頬が、ぷぅーと膨れ、俺の腕に当たっている感触が、くっ付いたり離れたりしていた。

『ヘーー、じゃぁ、お前は、まだ、男を知らないんだな』
『あっ、あったりまえですっ!!』

力強く答えたミニョは、うんうんと一人納得する様に頷いていて、顔をあげた俺は、そうかと言いながら解いた腰紐をスルッと抜いた。

『えっ!?えっ!?』

パラっと左右に開いたローブに面食らっているミニョは、俺の腕越しに下を見下ろして、頭を上下左右に振ってまごつき、その間に腰に当てていた手をミニョの腹に直接乗せると、その感触にビクついたミニョの身体が震え、甘い声が、小さく漏れた。

『ぁ・・・ち・・・ッン・・・』
『スベスベだな』

絹に触れてる様な手触りに、俺は触れる範囲を拡げて、ミニョの腹から肋骨をなぞりながら何度か円を描く様に素肌に触れれば、ミニョの口から次々甘い声が、漏れて、辞められなくなってきて、もう少し上に触れたいと考えながら、肋骨の上にある軟らかい膨らみの下から持ち上げる様に指をあて左右に動かしてみた。

『あっ、やっ、ん・・・ッ』

ミニョの背中が、俺から離れる様に前に倒れ、けれど倒れた衝撃にミニョの胸が、俺の指を挟み込んで、偶然、頂に指が触れた。

『えっ・・・んんッぁ・・・あ』

一際高いミニョの声が、その口から零れると、その声に耳を刺激された俺に戦慄が駆け抜け、半分だけ鎮まっていたそれが、また、痛い位に反応をしてしまい、くっ付いているミニョの腰に触れたらしく、ミニョの身体が、ビクッと反応して硬直していった。ゆっくり振り返る顔に瞳が後から付いてきて、俺と肩越しに目のあったミニョは、ふるふるとゆっくり首を振って、生唾を飲み込んでいる喉がゴクッと鳴り、泣きそうな表情で俺を見ていたけど、今更辞められる訳も無く、片目を閉じた俺は、無反応でミニョの胸を手のひらで包み込んだ。

『あっひ・・ヒョ・・・』
『ミアネ、ミニョ少し、だけ・・・だ』

そんな言い訳を呟きながらミニョの胸を包み込んだ手のひらでその大きさを確かめる様に触れれば、軟らかい膨らみが俺の手に吸い付き、張りのある弾力が押し返す様で、親指の先に触れる蕾がどんどん硬さを増し、声を殺しているミニョの竦む肩が、目の前に見え、けれど触れる事を止めてやれなくて、その項に唇を落とした俺は、ジンジンとする下半身に追落されそうになりながら触れる感触を楽しんでいた。

ひとしきり、そうしてミニョの身体を弄って、首を振り続けるミニョにこれ以上は、酷だなと思った俺は、ミニョの胸から手を外すと、前に回した手でローブの前を併せてミニョの身体を隠し、後ろからミニョの顎に手を添えて、後ろを向かせれば、真っ赤になって潤んだ瞳から既に涙が溢れていて、その涙に一瞬チクッと胸に針を刺された様な痛みが走ったが、振り向かせたミニョに首を傾けてキスをした。

『んッ・・・ヒョ・・・』

音を立てて唇を放し、ミニョの俯く髪に手を添えて、まだ痛む下半身を意識した俺は、立ち上がる為にスッと脚を引いた。しかし、ミニョが、俺の膝に手を添えて、トロンとした目で俺を見つめていた。その顔に目を閉じた俺は、ミアンと言いながら、立ち上がって、シャツに手を掛けてバスルームに向った。

『あッ、えっ、ヒョ、ヒョンニ・・・』
『悪い!ミニョ、俺ももう限界なんだ、シャワー浴びてくる!』
『えっ、あっ、そっ、そうなんですね・・・』

沈んだ声でそう言ったミニョに解ってるのかと疑問が浮かんだ俺は、バスルームの扉にに手を掛けながら振り向いて、一緒に入るかと聞けば、俯いたミニョの一言に俺の半身が更にドクンと跳ねた。

『あっ、ヒョンが出たらもう一度入ります!何か、その、少し、気持ち悪いので・・・』

そう言いながら、下半身を抑え、また太腿の間に手を置いたミニョの仕種に目を見張った俺は、慌ててバスルームに駆け込んだのだった。


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