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フォーエバーグリーン!?


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────表題『ことばあそび』




真っ青な草原の中で、寝ころんでいる気分なの。

どこまでも高い高い空が近づいたり遠ざかったり、まるで浮いている様な気分。

大気が、雲を押し流し、太陽に向かって吸い込まれていく。

目を閉じると緑の匂いに包まれる。

「ミニョ!おいっミニョ」

声が聞こえて現実に戻される。

現実。

ここは。

「ん・・・オッパ・・・」

「大丈夫か!?痛いか!?」

「え・・・ぁ・・・んっ違っ」

自分を意識する瞬間。

オッパの腕の中にいる自分に恥かしさが込み上げて、拓かれた自分に戸惑う。

「ぁ・・・ふぁ・・・」

「もう少しじっとしていろ」

「え・・・ぁ・・・だ・・・」

「駄目じゃない・・・」

近づいて来る顔と掠れた声が、唇に落ちてくる。

食事をしている時の様に唇から喉へ、胸へ、お腹へ、もっとその奥へ。

声とオッパの熱が、ダイレクトに体の中を駆け抜ける。

「ん・・・もっと・・・くれ・・・」

何を。

オッパも同じこと考えていますか。

角度が変わる口付は、思考を奪っていきます。

突き上げられる中心に羞恥が溜まっていきます。

「凄いな・・・」

「やっ・・・ぁ」

同じことを考えているから恥かしい。

同じことを求めているから、顔があげられない。

同じこと。

求めて、貪って安心する。

「・・・オッパ」

「ああ、解ってる」

何を。

無意識に合う目と唇に突き上げられる中心が、渦を巻く。

緩く、締まり、硬く、熱い。

「コ・ミ、ニョ・・・」

掠れた声と冷たい指先に掻き上げられた髪が背中を舞い、それさえも中心を刺激する。

「・・・ファン・テギョンssi・・・」

「ああ・・・」

天地を反された瞬間。

またあの草原に戻される。

目の前に太陽があって、眩しくて、星が散る。

砕けた星の一つを掴み、胸に抱く。

胸に落ちてくるオッパの頭を抱いていたそんなとある夜の出来事。