秘所
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『ぁふぁ・・・んっ・・・やぁ・・・』
不規則に揺らす腰に辛いだろうと思ってもそんなものすぐに消えていく。
『あ・・・ッパ・・・っ・・・許っ・・・あ・・・も・・・』
壁を掴もうとするその手さえもまるで俺から逃げて行きそうで突きあげることを辞められない。
『ぁん・・・っふぁ・・・はっぁ・・・』
汗ばむ体に揺れる乳房にお前の固くなった乳首に俺の手が滑る瞬間お前の中はビクビク震え、それは、俺への誘惑だ。
ずるずると落ちていく頭に突き出る腰に俺を咥えたそこは、一瞬の広がりを見せ、そして閉じる。
知っているか。
お前の秘所が、俺を締め付ける。
離さない様に。
離れない様に。
お前が俺を求めてる。
『あ・・・ッパ・・・っ』
ずるずると床に這い蹲って、俺を振り返って、濡れた目は、潤む目は、俺を映すその目は。
『ん・・・だめっ・・・でっ・・・っし・・・』
『ああ、少しだけ・・・な』
ゆとりなんてない。
お前と繋がる時間に俺の中にゆとりなんてないんだ。
薄い粘膜を擦りあげて、薄い粘膜に包まれて、俺が震える瞬間にお前も震える。
『ぁ・・・んだ・・・』
『クク、仕方ない・・・生理現象だ』
『っだぁ・・・』
力の入らない腕で精一杯突っ張って、俺の手に感じない様に体を固くして。
でもな、それは逆効果だ。
お前の乳首に爪をたて、お前の乳房の重みを感じ、俺のそれは、増々膨れ、血が滾る。
『ぁ・・・ん・・・ッパぁ・・・』
『じっとしてろ』
『えっ!?ぁ・・・っ』
少しだけ回復したお前の足を拡げ、黙り込んでしまったお前の顎を持ち上げれば、零れた涙が痛々しい。
『ふ、辛いか!?』
『違っ、ぁあぁんっ』
俺の腹に食い込む尻が音を立てた。
固まった体が俺の腕を掴んで上へ上へ。
沈めれば、また鳴り響いた音にお前の羞恥が俺にも伝わる。
『逃げるな』
『やっぁだ』
『今更だ』
『あ・・・意地わっ・・・ふぁ』
ぐちゃぐちゃぐちゅぐちゅとお前の女は、俺を咥え、拡げた脚の間に見えるそこは、俺の情欲を更に煽る。
『え・・・あん・・・っパ・・・』
『ダメだっ!触らせろっ!』
『だめっ・・・っんんぅんっ』
脱力していく体。
自分を支えて俺から逃げようと固くなる体。
でも、逃がしてやらない。
拡げた脚のその奥の俺とお前が繋がるそこをもう少しだけ。
『っひゃぁっ・・・は・・・ぁ』
『このままじゃぁいつまでも終われないぞ』
追いかけて追い詰めて、突きあげて引きずりおろして。
擦れる裡は、まるで竈(かまど)だ。
俺を焼き付くし、爛(ただ)れさせ、崩すそこから放出させてゆく。
『あっ・・・ああああああああ』
真に秘所とは、潤いを求めて熱くなるものだ。